液体窒素回生式 超低温試料保存容器 MVE Fusion® 1500TM

ID:K03696

100V電源のみで-150℃以下温度帯を維持する、液体窒素を消費しない画期的な凍結保存容器

MVE Fusion Freezer 1500TM

    MVE Biological Solutions社の「MVE Fusion® 1500TM」は、内蔵された「クライオクーラー」が、冷却により気化した液体窒素(LN2)を、回生させる(液体窒素に戻す)ことでLN₂を消費することなく、100V 電源のみで試料保管室を-150℃以下の温度帯に維持できる画期的な凍結保存容器です。
    LN₂を消費しないため、LN2の充填作業や自動充填用の真空配管が不要になり、低ランニング、省スペースに貢献いたします。
    試料保管室とLN2充填部が別空間となったことで、完全気相の環境が実現でき、コンタミネーションの混入リスクの低減を実現しました。
    多様な特性を持つ「MVE Fusion® 1500TM」は時代の変化に合わせ、お客様の幅広いニーズにお応えできます。

    【特長】
    3つの「できます」と3つの「しません」

    1.保管室は常時-150℃以下を担保できます。
    2.電源喪失時も約7日間まで-150℃以下を維持できます。
    3.バイアル(1.2mL&2mL)を31,200本まで収納できます。

    1.100V電源で稼働し、LN2を消費しません。
    2.試料保管室は完全気相、LN2と接触しません。
    3.LN2充填用の真空配管は要りません。

  • 省スペース&大容量
    LN₂充填配管不要で省スペース、場所を選ばず設置可能。
    その上、試料保存スペックが高く、1.2mL&2mLバイアルを最大31,200本まで収納。

  • 作業効率UP&低ランニングコスト
    100V電源のみで-150℃以下を担保し、LN₂の補充作業が不要。
    さらに、電気フリーザーと比較しても電気代が安い。

  • 安心&安全
    万が一、電源が喪失しても約7日間まで-150℃温度帯を保持可能。
    IQOQや定期メンテナンスもお任せください。

  • 安心のバリデーション対応
    ・試料保管室温度、アラームコード、ステータスコードを常時ロギング
    ・日本製 温度監視ユニットを標準装備(温度異常出力、温度モニター出力有)
    ・納入時のIQOQ、納入後の定期メンテナンス、PQ 対応可能

仕様

シリーズ MVE Fusion® 1500TM 導入一式費用
(ラックなし)
MVE Fusion® 1500TM 導入一式費用
(MVE製ラック)
MVE Fusion® 1500TM 導入一式費用
(日本製ラック)
型番 TMFU15_FQ_202201 TMFU15_FQ_202202 TMFU15_FQ_202203
本体のサイズ
(W)x(D)x(H)mm
1,099×1,563×1,611
重さ *参考
空重量:340kg (液体窒素充填前)
総重量:377kg (液体窒素充填後)
電源 本体:AC100V 50Hz/60Hz 750W
温度監視ユニット:AC100V 50Hz/60Hz 5.2W
試料保存室温度 -150℃未満
冷却方式 液体窒素冷却
保存方式 気相保存
電気信号出力 本体:装置異常:接点出力 1a、1b
温度監視ユニット:温度異常 : 接点出力 1a
温度モニター:アナログ出力 4-20mA
安定稼働時消費電力 6.48kWh/日
設置スペース
(W)x(D)x(H)mm
2,000×2,100×2,400
希望小売価格
(税抜)
お問い合わせ お問い合わせ お問い合わせ
* 設置環境:周囲温度18℃~27℃;周囲湿度:50%以下(推奨値)
* 室温のインベントリを複数量(ボックス2個以上)試料保存室に投入した場合、停電等で電源供給不能となった場合などは、試料保存室内の温度を保つために装置内の液体窒素が消費され、試料保存室を-150℃未満に保てなくなる場合があります。
* 設置スペース:背面側を壁から50cm以上離し、左右に30cm以上のスペースを設けてください。