特殊免疫研究所 / 富士フイルム和光純薬 ID: J01059

CRISPR/Cas9による遺伝子改変動物作製 ID: J01059

サービスについて

概要(fig.1

2013年に登場した『CRISPR/Casシステム』は、哺乳培養細胞やあらゆる動物のゲノムを編集できるシステムとして、瞬く間にライフサイエンスの中心技術となりました。短期間の内に遺伝子変異モデル動物を作製できます。またこれまで作製することが非常に困難であったラット等の動物種にも利用できます。
特殊免疫研究所ではBroad InstituteよりCRISPR/Cas9システムの使用ライセンスを所得しています。

特長

  • ノックアウト / ノックイン動物作製可能
  • 塩基置換モデル動物が作成可能
  • マウスのほかラットにも対応

サービス内容

  • 作製事例

    一塩基置換ノックインラット作製

    実験条件
    ラット系統 Wistar系
    標的遺伝子 ROSA
    注入条件 Cas9mRNA / gRNA / ssODN 100 / 50 / 100(ng/μL)

    受精卵細胞質注入
    注入数生存数移植数産仔数
    141個131個122個35匹
    Rosa領域に点変異(EcoRV)を挿入したノックインラット(ホモ個体)のシークエンス確認結果
    シークエンスサンプル: ホモ候補のゲノムDNAをテンプレートにPCRを行い、得られたPCRプロダクトをダイレクトシークエンスした。(fig.2

    遺伝型解析 ssODNとして導入した制限酵素
          サイトを利用
          PCRスクリーニング
    実験結果 変異体取得35匹中12匹(移植胚あたりで約10%)
          ノックイン個体10匹() そのうち2匹がホモ変異体(

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参考価格・納期

遺伝子変異 indelタイプ作製(標準作業 Basicプラン:遺伝子変異個体納品)

作業工程作業内容価格(税抜)納期
マウスラット
工程1受精卵への注入物質の準備
gRNA配列設計
CRISPR/Cas9発現ベクターの準備
gRNAおよびCas9 mRANの調製
¥450,0003ヶ月
工程2インジェクション作業
受精卵細胞質注入 100個
作業中の動物維持費(12週間)
¥900,000¥1,150,000
工程3ファウンダー産仔の遺伝子型解析
サーベイヤー 20検体分
¥400,000
合計¥1,750,000¥2,000,000
遺伝子変異 塩基置換モデル作製(標準作業 Basicプラン:遺伝子変異個体納品)

作業工程作業内容価格(税抜)納期
マウスラット
工程1受精卵への注入物質の準備
gRNA配列設計
ssDNAデザイン
CRISPR/Cas9発現ベクターの準備
gRNAおよびCas9 mRANの調製
¥550,0003ヶ月
工程2インジェクション作業
受精卵細胞質注入 200個
作業中の動物維持費(12週間)
¥1,250,000¥1,500,000
工程3ファウンダー産仔の遺伝子型解析
PCR-RFLP 20検体分
¥450,000
合計¥2,250,000¥2,500,000

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