自然免疫応用技研 / 富士フイルム和光純薬 ID: J01087

サイトカイン等 活性測定受託サービス ID: J01087

被験物質(サイトカイン)によって変化する因子をターゲットとし、その因子の“生物活性量の変化”を指標として、被験物質の生物活性の評価を実施いたします。

サービスについて

特長

被験物質(サイトカイン)によって変化する因子をターゲットとし、その因子の“生物活性量の変化”を指標として、被験物質の生物活性の評価を実施いたします。ただ“活性がある”ということだけでなく、濃度依存的な作用をもっていることかどうかも確認できます。

サービス内容

  • 評価の現状(fig.1
    サイトカインには多様性(1つのサイトカインが複数の細胞に作用する)と重複性(複数のサイトカインが同一の作用を示す)、さらにサイトカイン間での相互作用(亢進 / 抑制)があり、被験物質であるサイトカインの量だけを調べても、生体内での活性は反映されません。
  • 測定例
    Recombinant IL-23(human)の評価として、マウス脾臓細胞を用いた IL-17誘導活性を測定しました。(fig.2
    ・試験品は、既存品のものと同等あるいはそれ以上(3倍程度)の生物活性を有することが示された。
    ・凍結融解の影響はほとんどなかった。
  • 測定可能な物質
    対象主な作用
    IL-1α
    (Human / mouse)
    PGE産生、IL-2産生 等
    IL-21
    (Human / mouse)
    リンパ球の増幅活性化、NK細胞による細胞傷害の促進、B細胞の分化促進 等
    IL-23
    (Human / mouse)
    炎症性自己免疫疾患の確立および維持 等
    IL-27
    (Human / mouse)
    Th1細胞の分化誘導作用、活性化T細胞による炎症性サイトカイン抑制 等
    TGF-β
    (Human / mouse)
    B細胞の増殖やIg産生抑制、綿維芽細胞の増殖、創傷治癒の促進 等
    CD4(Human)表面マーカー、主な発現細胞:ヘルパーT細胞
    TNF-α
    (Human / mouse)
    腫瘍懐死因子
    Dkk-1(Human)Wnt(情報伝達)経路と相互作用をもつ
    その他の物質でも検討いたします。
    市販キットを使用した測定受託もお受けしています。

ご提供いただくもの

  • 測定サンプル:~10μg(目安。試験内容によって変わりますので、別途お問い合わせください。)
  • 測定対象の比較物質(指定だけでも可能です。自然免疫応用技研にて準備する場合は、別途費用を申し受けます。)

ご注文に関して

お問い合わせフォーム よりお問い合わせください。

参考価格・納期

価格例
測定項目:IL-6、IL-10、IL-1β、TNFα測定市販ELISAキット提供の場合
サンプル数:80
n=2測定(80×2=160well分使用)
項目1項目2価格(税抜)
ELISA測定IL-6¥250,000
ELISA測定IL-10¥250,000
ELISA測定IL-1β¥250,000
ELISA測定TNFα¥250,000
n=3(80×3=240well分使用)
項目1項目2価格(税抜)
ELISA測定IL-6¥300,000
ELISA測定IL-10¥300,000
ELISA測定IL-1β¥300,000
ELISA測定TNFα¥300,000

* 本価格はサンプルの前処理の有無およびキットステップ数等により変動いたします。

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