ユニーテック / ユニーテック ID: J01257

遺伝子組み換えタンパク質発現・精製受託 ID: J01257

サービスについて

概要

  • ベクター構築~発現・精製条件検討、大量培養・精製まで。
  • ご希望のベクター構築、ベクター設計コンサルティング。
  • Gene情報(Gene BankのAccession No.もしくは配列)のみでタンパク質の使用目的に合わせた試験計画をご提案。
  • 大腸菌、酵母、昆虫細胞、動物細胞の系を同時に発現・比較検討可能。
  • 検討後の新たなプロトコールはすべてお客様のものです。
ユニーテックでは豊富な経験と実績に基づき、独自に使用目的に合わせた試験計画をご提案し、目的のタンパク質発現・培養・精製条件を検討いたします。
  • 収得タンパク質をそのまま実験に使用されてもOK。
  • 確立したプロトコールで大量収得・精製へ・・もちろんOK。

タンパク質発現用ベクター構築

遺伝子情報・タンパク質発現目的のみで最適な発現ベクターを数週間で作製いたします

  • 豊富な経験(数千のベクター設計)に基づいた適切な設計
  • 目的、ホスト細胞に合わせたPromoter、Enhancerの選択
    1. Kozak、Signal配列、Tag、Reporter等ご目的に合わせて設計いたします。
    2. PCRや制限酵素サイトを用いてcDNAを挿入
    3. insert部のDNAシークエンス確認
作製実績:pET系、pCDNA3.1系など、多数の発現用ベクターの構築実績あり
(ベクター構築不可かぎりなく0の実績)

大腸菌・酵母を用いたタンパク質発現・精製受託

  • codon usage最適化(アミノ酸配列はそのままで大腸菌の好む塩基配列に変換)
  • より可溶性発現しやすい誘導条件、培養条件の探索を致します。
  • 不溶性画分(inclusion body)発現タンパク質のRefolding
  • 数100mL~100L培養・精製に対応可能。発現量の目安:10~100mg/L

遺伝子組換え酵母を用いた培養・タンパク質精製

  • 比較的分子量が大きいタンパク質を可溶性タンパク質として発現させ易い。
  • 真核生物に近いタンパク質が得られる。
  • 動物細胞よりウイルス混入等の危険が少ない。
  • ファーメンター培養で対応可能。
  • 発現条件、培養条件、精製条件を探索検討致します。もちろん検討プロトコールはすべてお渡し致します。

遺伝子組み換えバキュロウイルスを用いた培養・タンパク質

  • より真核生物に近いタンパク質が欲しい方へ
  • 大腸菌で目的タンパク質を発現させたが不溶化して得られなかった方へ
昆虫細胞での発現を試してみてはいかがですか?最短だと2ヶ月ほどでTrial精製が終了します。
発現量は動物細胞を大きく上回りながら動物細胞に近い修飾されたタンパク質取得が可能です。
Trial培養・精製~30L培養まで承ります。

ご注文に関して

お問い合わせフォーム よりお問い合わせください。

参考価格・納期

タンパク質発現用ベクター構築
No. 工程 作業内容 価格(税抜) 期間
1 ベクター構築 cDNAの発現ベクターへの挿入、配列確認 ¥150,000~ -

遺伝子組換え大腸菌の培養・タンパク質精製
No. 工程 作業内容 価格(税抜) 期間
1 発現ベクター構築 cDNAの発現ベクターへの挿入、配列確認 ¥150,000~ -
2 発現条件検討
(定性試験)
温度、培養時間による発現検討
必要によってはIPTG濃度やホスト大腸菌の検討
¥220,000 2週間
3 Trial培養(250mL) 条件検討で良かった条件でTrial培養 ¥140,000 1週間
4 Trial精製 アフィニティ精製(Hisタグ精製の場合)
(SDS-PAGE、ウエスタンブロット含む)
¥240,000 1週間
5 オプション:
ゲルろ過カラム精製
HPLCを使いカラム精製 ¥270,000 1週間
オプション:
イオン交換カラム精製
¥180,000 1週間
6 中間報告書提出 SDS-PAGE、ウエスタンブロット、収量の報告 ¥30,000 2日間
7 本培養 収量から必要な培養量を計算し、本培養を行う 基本料金 ¥100,000+¥25,000/L -
8 本精製 お問い合わせ お問い合わせ -

* 発現条件検討内容:(1)温度3条件、(2)培養時間4条件の12条件
* 試験によってIPTG濃度やホスト大腸菌の検討を行います。

遺伝子組換え酵母を用いた培養・タンパク質精製
工程 価格(税抜) 期間
発現ベクター構築 ¥150,000~ -
発現条件検討(定性試験) ¥250,000 3週間
Trial培養(200mL) ¥200,000 1週間
Trial精製(通常アフィニティ精製)(SDS-PAGE、ウエスタンブロット含む) ¥300,000 2週間
オプション:ゲルろ過カラム精製 ¥270,000 1週間
オプション:イオン交換カラム精製 ¥180,000 1週間
中間報告書提出 SDS-PAGE、ウエスタンブロット、収量の報告 ¥30,000 2日間
本培養 基本料金 ¥100,000+¥40,000/L -
本精製 お問い合わせ -
遺伝子組み換えバキュロウイルスを用いた培養・タンパク質
No. 工程 作業内容 価格(税抜) 期間
1 発現ベクター構築 cDNAの発現ベクターへの挿入、配列確認 ¥150,000~ 2週間
2 バキュロウイルス作製(*1) バキュロウイルスの作製、力価測定 ¥450,000 5週間
3 発現条件検討(定性試験) 基本的にMOIを 2条件、時間3条件で検討 ¥250,000 2週間
4 Trial培養(250mL) 条件検討で良かった条件でTrial培養 ¥200,000 1週間
5 Trial精製(Hisタグ精製の場合) SDS-PAGE、ウエスタンブロットを含む ¥280,000 1週間
6 オプション:
ゲルろ過カラム精製
HPLCを使いカラム精製 ¥270,000 1週間
オプション:
イオン交換カラム精製
¥180,000 1週間
7 中間報告書提出 SDS-PAGE、ウエスタンブロット、収量の報告 ¥30,000 2日間
8 本培養 収量から必要な培養量を計算し、本培養を行う ¥160,000/L -
9 本精製 お問い合わせ お問い合わせ -

*1 必要なキット一式を供与頂く必要がございます。
* クローニング・ベクター構築も受託しています。
* 発現量目安:0.1~数mg/L
* 納品されたタンパク質はバキュロウイルスの残存が否定出来ないため拡散防止措置のされた実験室にて取り扱って下さい。

関連サイト