いであ 食品・生命科学研究所 / フナコシ ID: J01648

MALDIイメージング受託サービス ID: J01648

サービスについて

概要

イメージング質量分析技術(MALDI-imaging)は、MALDI-TOF型質量分析装置により、生体組織切片をはじめとする二次元状・平面状試料をスキャンするように微小領域の質量分析を数千~数万回行うことで、試料内での特定の分子の局在を可視化します。この技術を用いて、お客様の試料中のタンパク質、脂質、薬物、代謝物などを分析・測定します。医学・食品/栄養学分野におけるイメージングによる解析に有用です。

特長

  • 分析する試料の溶出などの処理は不要です。
  • ultrafleXtreme(Bruker Daltonics社)を用いて、分析します。smartbeamレーザーを集光することでピクセルオーバーラップの無い、高い空間的分解能イメージングが可能です。
  • 放射性標識やプローブを使用せずに、薬物や代謝産物の質量を指標に解析し、可視化します。従来の方法と比べ、少量のタンパク質を高速に解析することができます。
  • 組織全体を最小10μm間隔で質量分析でき、化合物質量ごとに色分けして分布を可視化できます。従来の解析ソフトでは解析が困難であった糖鎖を持つペプチドの解析が可能です。
  • 解析試料タイプ:組織、組織切片、TLCプレートなど

MALDI-imaging分析例

  • 薄切片レーザー照射による質量分析(fig.1
  • TLC(薄相クロマトグラフィー)プレートのイメージング(fig.2

ultrafleXtremeの仕様

装備 ultraflex(従来機) eXtreme(最新機)(fig.3
レーザー光源 窒素レーザー
20 shots/秒
200μm径
半導体レーザー
2,000 shots/秒
10μm径
検出器 測定精度:<5 ppm(4 kDa)
分解能:>8,000
定量性:CV<5%
測定精度:<1 ppm(4 kDa)
分解能:>30,000
定量性:CV<2%
イオンソース (汚染蓄積) 自動クリーニング
ポンプ 真空油ポンプ オイルフリー

ご注文に関して

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参考価格・納期

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