バイオインサイト / バイオインサイト ID: J01877

節足動物メタバーコーディング解析 ID: J01877

複合試料に含まれる複数の節足動物をメタバーコーディング技術を用いて網羅的に解析します。

サービスについて

概要

DNAメタバーコーディング技術を用いて複数の節足動物が混合した試料の元となった節足動物を同定します。
試料の種類:土壌、堆積物、水、生物片を捕集したろ過後のフィルター等

特長

  • 最新のNGS技術を用いた高精度な解析を提供します。お客様が対象とする節足動物の分類研究をサポートし、研究成果を最大化します。
  • CO1領域を解析対象とします。CO1領域は昆虫や甲殻類、軟体動物、ミミズなど、広範囲に分布する節足動物の分類に広く利用されています。
  • DNA抽出から解析結果のご報告までワンストップで対応できるサービスです。またカスタマイズのご要望も検討させて頂きます。

ご利用シーン

  • 昆虫の生態調査
    DNAメタバーコーディングは、昆虫の多様性を解析するために有用です。
    例えば、あるエリアの昆虫相を調べることで、そのエリアの生態系の節足動物に関するデータを得ることができます。
  • 農業における害虫管理
    農業において、害虫の種類を正確に特定することは、適切な防除対策を講じるために重要です。
    DNAメタバーコーディングを用いることで、害虫の種類を推測し、より効果的な害虫管理に関するデータを得ることができます。
  • 生物多様性の解析
    DNAメタバーコーディングは、生物多様性の解析にも有用です。
    例えば、ある環境に生息する生物種の多様性を解析することで、その環境の保全や再生に役立つ情報を得ることができます。

試験概要

対応種 節足動物(甲殻類、昆虫など)
分析用途 未知の節足動物が複数混合しているサンプルのDNA鑑定
納品物 1.作業内容の説明とNGS解析結果の概要(pdf)
2.検出された塩基配列の生データ(fastq)
3.1塩基の違いで分類された塩基配列および検出されたASV配列の配列数
およびBlast検索の結果(上位1〜5位)を掲載したファイル(xlsx)
検査方法 次世代シーケンサーを用いたDNA解析

• 検体の状態によってDNAの分解が進んでいる等で、判別できない場合があります。その際は実費をご請求させて頂きます。
• クール便などそれぞれのサンプルの保存に適した方法でお送り下さい。
• 本試験は、研究用・商品開発用等に使用する自主検査用の試験になります。
• 節足動物メタバーコーディング解析は節足動物のみを解析対象としています。


ご注文に関して

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製品カタログ・リーフレット

参考価格・納期

サービス項目 価格(税抜) 納期
節足動物メタバーコーディング解析 お問い合わせ PCR増幅確認後、2ヶ月以内(お送り頂いてから2ヶ月半程度)

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