モノクローナル抗体作製の流れ
医学生物学研究所のファージディスプレイ法では、次世代シークエンス(NGS:Next Generation Sequencing)解析を組み合わせた、抗原特異的な抗体の取得サービスを提供しています。
はじめに、免疫動物から取得したB細胞から抗体ファージライブラリーを作製します。この抗体ファージライブラリーから標的抗原を用いてスクリーニングを行い、抗原特異的な抗体群の遺伝子を取得します。
取得した抗体遺伝子のNGS解析を行い、MBL独自のアルゴリズムにより、候補となる抗体クローンを選択します。更に、選択した抗体配列をもとに、候補抗体を発現し、評価することも可能です。(
fig.1)
NGS解析を組み合わせたファージディスプレイ法では、ファージディスプレイ法を用いたスクリーニングによって選択された抗体群の遺伝子情報を網羅的に解析することができるため、抗原特異的な抗体群に存在する僅かな候補抗体クローンを同定することが可能となり、抗pMHC抗体などの希少な抗体クローンが取得できます。
- お客様提供の抗原以外に、医学生物学研究所で抗原調製(pMHCリコンビナントタンパク質など)から承ることも可能です。
- 脾臓等のリンパ球から無駄なく抗体ファージライブラリーを作製します。
- ライブラリーのスケールは108以上を達成しています。
- 次世代シークエンス(NGS)解析により網羅的に抗体遺伝子の解析が可能です。
- 費用はステップ毎のお支払いとなります。また、お客様との協議もしくはご判断にて、次のステップへ進めます。
- 作業は日本国内で実施していますので、柔軟な対応が可能です。
納品物
標準的なサービス納品物
| step |
作業名 |
作業内容 |
納期 |
納品物 |
| 1 |
免疫 |
|
2ヶ月 |
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| 2-1 |
ライブラリー作製 スクリーニング |
- リンパ組織からのRNA抽出
- 抗体遺伝子のcDNA調製、PCR
- 抗体ライブラリーベクターの調製
- 抗体ファージライブラリー作製
- パニング
- ポリクローナルscFv抗体培養上清の結合活性評価(ELISA)
|
1.5ヶ月 |
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| 2-2 |
NGS解析 |
|
2.5ヶ月 |
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| 3 |
抗体の結合活性評価 |
- 候補抗体クローンのベクター作製
- 哺乳動物細胞による抗体の一過性発現
- 抗体の結合活性評価(ELISAまたはFCM)
|
1.5ヶ月 |
作業報告書 |
| 合計 |
|
|
7.5ヶ月 |
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留意事項
1.動物の体調管理には十分配慮しておりますが、稀に免疫によるストレス等により動物が死亡する可能性がありますのでご了承ください。
2.その他予測不能の事態が起きた場合は、ご相談させていただきます。
3.本サービスの作業は、遺伝子合成、ペプチド合成の一部を除き、すべて国内で実施します。
4.遺伝子合成、シークエンス解析、ペプチド合成は外部委託します。