DNAチップ研究所 / DNAチップ研究所 ID: J00987

C3チェックサービス ID: J00987

サービスについて

特長

C3チェックサービス (aCGH for Cultured Cell Check Service ) は、培養工程(継代)における品質評価用アレイCGH法解析です。

再生医療用細胞をin vitroで継代培養し臨床応用を目指すとき、ゲノムの構造変化を知ることが重要です。DNAチップ研究所で開発したがん関連遺伝子領域に高密度にプローブを配置したカスタムアレイで、細胞培養時のゲノムコピー数変化を高解像度で検出します。細胞培養時におけるゲノムコピー数変化を高解像度でとらえることができます。

  • カスタムアレイCGH解析による培養細胞の品質評価サービスです。
  • 培養工程(継代)におけるゲノムコピー数異常を高精度に検出します。
  • がん関連遺伝子領域の検出プローブ数を高密度に搭載しています。
    再生医療等評価部会提示の腫瘍関連遺伝子(1,675)にも対応したプローブデザイン。
  • 再現性のあるデータ解析をおこなうため、Dye-Swap検証を実施します。
  • アプリケーションノートは、こちらからご参照いただけます。
    C3チェックサービス -再生医療分野での培養工程(継代)における品質評価用アレイCGH法解析-

概要

1ゲノムDNAの抽出
2サンプルのクオリティチェック
3ゲノムDNAのラベル化
4C3チェック実験・データ解析
5検査レポートの作成
【作業概要】(fig.1

  1. DNAの品質確認(DNA Quality Check)を行います。
  2. 制限酵素を用いてゲノムDNAを断片化します。Random PrimerとExo-Klenow Fragmentを用いて断片化したゲノムDNAの相補鎖を合成します。コントロールとテストサンプルをそれぞれCy3、Cy5ラベル化をDye-Swapで行います。
  3. ハイブリダイゼーションを行い洗浄後、スキャナーにより蛍光を検出をおこない蛍光強度を数値化してコピー数変化を生じたゲノム領域の検出を行います。

データ解析

1生データ
2データの整形
3コピー数変化領域の検出

納品物

本サービスは測定結果レポートのみのご返却となります。(fig.2)(fig.3
アレイ実験raw dataのご返却は行いません。

サンプルについて

細胞数 サンプル送付方法
1×105以上 ①培養液を除き、PBSなどで洗浄してください
②トリプシン処理を行い剥離させた細胞を回収します
③遠心後できるだけ上清を取り除き、ペレットのみの状態としてください

・お送りいただくサンプルはtest(継代培養後の細胞)とreference(培養初期の細胞)の2種類 ご用意ください。(fig.4
・サンプルは冷凍状態でご送付ください。
・サンプル量が実験の基準に満たない場合、サンプルの再送付をお願いすることがございます。

ご注文に関して

お問い合わせフォーム よりお問い合わせください。

参考価格・納期

サービス項目 価格(税抜) 納期
C3チェックサービス お問い合わせ サンプルのクオリティチェック(QC)通過後、1か月程度

関連サイト