概要
PacBioシーケンサーを使用したアンプリコンシーケンスでは、1~2kb程度のPCR産物の全長配列を決定することができます。
解析原理
PCR産物を断片化せずにライブラリ化し、SMRT Cellの小孔で1分子のcDNAを繰り返しシーケンスします。
1つの小孔で読まれたリードのコンセンサス配列をCCS(Circular Consensus Sequence)と呼びます。(
fig.1)
CCSはPCR産物の全長配列情報となります。
解析の流れ
- PacBioシーケンスデータ取得
- CCS作成
- リードカウント
シーケンス仕様
機種・データ量はお問い合わせください。
解析メニュー
- CCS作成
シーケンスデータからCCS(Circular Consensus Sequence)を作成します。
- リードカウント
CCSを対象として同一配列を集計し、検出されている配列の種類、および各配列の出現数をカウントします。